2007年02月04日

The Course Is Over

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今週、教育実習で担当しているクラスの終了式が
ありました。実習先のリバーサイドという学校は
6週で1コースになっています。私の実習は、コー
スの途中からだったので、なんかあっという間に
終わってしまったっていう感じ!

当日はそれぞれのお国の料理を持ち寄って、パー
ティーをしました。どれも美味!デザートつきの
フルコース。

その後にフェスティバルを開催しました。
終了するクラスのすべての生徒が、
出身国の使用言語ごとにスペイン語、フランス語、
ロシア語、中国語、いろんな言語のメンバーを
ミックスしたインターナショナルグループに分かれて、
出し物をやってくれました。

私の生徒の1人はジョージアという国のピアニストで、
歌手のほかのクラスのメンバーのオペラの伴奏をして
くれました。クラスではたどたどしくちょっとおどおど
してる彼が、ピアノを弾き始めた瞬間から全く別人に。
自信と優しさに満ち溢れた音楽家に。

彼の優しく繊細な曲に感動しつつ、今まで見ていた彼は
言葉の壁に覆われた、ホントの彼のほんの一部分だった
んだと実感しました。

ラテンの曲に合わせて踊ってくれた4人は、
学校からkick out(やめさせられ)されてしまいます。
学校で不祥事を起こしてしまったためです。
母国のドミニカ共和国で、あまりちゃんとした
教育を受けたことがないメンバーでした。

クラスで、彼らがやる気を起こし、英語力をつけてきていた
のを見ていたし、1人1人はとても若いけれどいい子達だった。
学院長の決定で、講師達やインターンの私達には決定権
がなかったので、辞めさせられるのを止めることが
できなかった。

これ以上、同じタイプの移民を同じ国から
受け入れないためにという理由もあったようで、
とても複雑な気分でした。

学校の中で、ドミニカの教育は発達していないという考えがあり、
その国の出身の生徒を教えづらいという背景もあるようです。
よく隣国のハイチのレベルの高い教育と比較されてしまいます。

でも、私は彼らを教えづらいという感じがしませんでした。
字もあまり書けないし、集中力もあまりなかったけれど、
一度楽しいと思うと、できなくても一生懸命やっていたし、
とっても素直でいい子たちだったからです。

教育を行う学校として、その対処がよかったのかどうか
疑問を持ちました。私にはただ、彼らが学校生活を
どう送ったらいいかわかっていなかったのが大きな
原因であると思え、どう学校で勉強したらいいかなどの
サポートがもう少し充実していたら、このようなことも
起こらなかったのではないかと思えてならなかったのです。

学校の先生があまり生徒さんの面倒をあまり積極的に
見ないのは、「アメリカでは自由を尊重するするから、
勉強をしたくなければしないで、学校も辞めればいい。」
というアメリカ人の先生達の言葉からも分かります。
同じ教える立場でも、私とは全く考え方が違うことを
実感しました。

もう彼らに会えないと思うととても寂しいし、彼らの英語力を
考えると生活が心配だし、授業料が無料な学校を辞めさせら
れたら、お金がない彼らはどこで勉強したらいいのか心配です。

彼らと個人的に連絡も取ることができないので、ただただ
自分の無力さを感じ、彼らの今後の人生が幸せであるように
祈るばかりです。

終了式は楽しさとつらさが交じり合った複雑なものになりま
した。

来週の火曜から新しいコースが始まり、担当の先生が
新たなクラスを持つのにあわせ、私のそのクラスで授業見学や
授業を担当します。気分を切り替え前向きにがんばります。

Today's Expression:
Nothing is impossible, we just don't know how to do
it yet.
-L.L.Larison Cudmore


posted by Yukari at 15:32| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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